2011年、10本くらいDVDは観たのだけど1本目書くのは<これっ>って決めてた。


テアトル新宿では毎日のように立ち見状態という現象が続いているらしい。
この異常さはいったい何!?<愛のむきだし>の影響なのか!?

ワタシが行った千葉の京成ROZAという映画館は翌日が映画の日で1000円だからか半分埋るくらい。
男ばっかり女性はワタシを含めて2人だけ
もともと<愛むき>以前の園映画はこんな感じだったから(笑)


簡単に言っちゃえば<悪魔のいけにえ>的な面白さ。

道を間違え知らない場所に迷い込んでしまった家族が怖い体験をするホラー
でもそこは園ワールド。もちろんただのホラーじゃない。
監督の作品で常に描かれている<親依存><親のありかた><人間の欲深さ>etc
それらがてんこ盛りだ。

くもの巣に引っかかってしまった小さな虫のように
抜け出そうとしてもがけばもがくほど糸が絡み付いてしまいどうすることも出来ない。
そこから抜け出すために犯した殺人というのははたして是なのか非なのか。

村田(でんでん)はクレイジーな父親に育てられたクレイジーな男 まさにレザーフェイス。
そして主人公 社本(吹越満)が20年数年後の本田悠のように写ったのはワタシだけじゃないはず。

2日経ってまだ、興奮中。
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# by eigasaikoo | 2011-02-01 15:47 | ホシいつつ
年間№1を決めるのも今年で7回目
このブログも来年で7年目に突入
そう思うとなんだか感慨深いゎぁ
3日坊主の自分が
よくぞここまで続いたもんだと褒めてあげたい

去年は"愛むき"と"チェイサー"という2大傑作で迷いに迷い
今年は(はっきり言って)これというキメ作品が無く
(残念ながら観る予定だった"ヘヴンズストーリー" が未見)
そういった意味で迷いに迷ってしまった


日本映画が世界一だと思ってる人間で
(日本人だしね)
特に去年の後半から今年は日本映画に傑作が多かった気がする
特に70年代、80年代生まれを指す
<ロスジェネ世代>が描く<中の下ワールド>
市場原理主義的社会感が正しいとされ
格差は個人の努力の結果であり
努力しだいでは世界の頂点までいけると信じる
そんな世代の監督達がつくりだす
地方都市に住む<へたれでいけてない人達>
彼らのおかしくも哀しい人間模様は
なぜだかとても斬新で新しく感じられた
そのなかでも吉田監督の "さんかく" は
3人が3人とも自分の行為が相手の迷惑になっている
ということに全く気がつかない
実にKYな空気感が絶妙で最高だったかなぁと
今年のオバサン的2010年新作DVDのNo.1は
小粒だけど途轍もなく<イタイ>カルトムービー "さんかく" に決めました



     
    ※ 


今年も1年ありがとうございました
来年も観ていただければ幸いです
良いお年をお過ごしください
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# by eigasaikoo | 2010-12-28 16:03 | 2010年DVD№1
2010年最後の映画(DVD)になりそうだな

"不完全なふたり"以来4年ぶりの新作
なかなかDVDが出なかったので心配してました
まさに諏訪ワールド
相変わらずな即興的演出がたまらなく好きです

もう40年以上も前の話だけど
数日両親の間で喧嘩が続いた後
母がワタシに向かって
「もし何かあったらお父さんとお母さんどっちについて来る?」
って聞かれて
心の中では
「お母さん」って言うつもりだったんだけど
それ言ったらやばいぞって思って
「お父さん」って
この人(母)は子供を置いて離婚なんて出来ないって
瞬時に判断
母は凄く寂しそうな顔をしてた
結局別れることはなかったんだけども・・・

苦悩しているのが子供じゃなくて大人
ってのが面白いなぁ
振り返る過去が少ないぶん
子供って意外とメソメソしない生きもので
大人が思ってる以上に未来を見据えてる
自分自信もそうだったけれど
とても冷静に力強く前へ前へと向かってる

フランスの大人って子供と対等に論議するよなぁ
フランス映画観てるとああゆうのカッチョ良いのね
日本人だったらすぐ
「子供のくせに大人の話に口出しするな」って
よく怒られたけどメゲずに大人の話にどんどん入ってた(笑)


http://www.bitters.co.jp/yukinina/
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# by eigasaikoo | 2010-12-27 20:37 | ホシよっつ
キリアン・マーフィの声は相変わらず素晴らしぃ
彼ほど顔と声にギャップのある俳優はそうはいないよな(笑)

夢をテーマにした作品たくさんあれど
ほとんどがその難解さからか理解されにくく
あまりヒットしていないような気がする
ターセム・シンの"ザ・セル" は傑作ですけどね

なんというか
この映画を1回で理解できた人を尊敬します
小難しくても感動する作品はたくさんあるワケですよ
大まかな内容もそれなりに読み取れたつもりなんだけど
監督がこの作品でいったい何を言いたいのか
理解しようとすればするほどチンプンカンプン
なので☆なしで
あと3回観ても理解できる自信はないんだけど・・・

いっそのこと
ターセム監督の目の覚めるような映像で観たかった、これ
こうゆう映像撮らせたら世界一巧いですものね
彼の世界観でこの脚本を鑑賞してみたい


クリストファー・ノーランって
低予算のほうが実力が出せるんじゃないかな


http://wwws.warnerbros.co.jp/inception/dvd/
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# by eigasaikoo | 2010-12-24 16:23
b0182289_1728863.jpg

期待していたのだけど・・・

http://www.youtube.com/watch?v=caOULIurlN8
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# by eigasaikoo | 2010-12-23 17:40 | ホシみっつ
こんなに疲れたのってひさしぶりだゎ
映画全体に漂う<ギリギリ感>
個人的にこの暗さはキツいです(笑)


凄く細やかにねりあげられた描写をみると
映画って脚本力なのだなぁ~とつくづく
小さな作品だけどかなりな秀作
制作費100万ドル以下ながら
アカデミー賞主演女優賞、脚本賞にノミネートされただけの事はある

前半、普通の主婦が犯罪に手をそめる瞬間までの
長々と続く小さな描写はとても魅力的だ
子供を守らなければいけないという母親の強さが
台詞ではなくカメラワークで表現されているところ
じつに映画的でなんとも好み

保留地とか居留置とかモホーク族とか
日本人にはなかなか理解しづらい部分かも


http://www.astaire.co.jp/frozenriver/trailer/
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# by eigasaikoo | 2010-12-15 15:00 | ホシよっつはん
熱狂的な加瀬ファンとしていわせていただくと
この加瀬亮は今までの彼の作品の中で最高傑作だゃね
ファンであるのに
どうゆうわけだか彼が演じる役にしっくり来ることがほとんど無くて
違う、もっと違う加瀬亮が観たいとずっと感じていたのだけど
やっと思い焦がれていた役どころに巡りあえたような気がする
ワタシはこうゆう彼を待っていたのだなぁ~


北野作品を観なくなったのはいつ頃だったか
久しぶりに観た彼の作品は
素晴らしすぎるほどエンターテイメントにあふれていて
さすが世界の北野と唸ってしまうほどの巧さだった
だから・・・・
観客を完全に無視した剥き出しのままの
初期作品のほうが好きです
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# by eigasaikoo | 2010-12-09 14:10 | ホシよっつ
国が激しい変貌をしているときほど
インディペンデント映画はもてはやされる
国の急激な変化のなかで
国民の生活の中に起きているさまざまな社会問題が
映像作家達を刺激し我々に問をなげかける
投げかれられた観客も自分達の問題として受け止め
作品は観客性の強いものとなりヒット
いまの韓国は新しい映像作家たちにとってはネタが尽きない
彼らにとってはすこぶる幸運な時代なのだなぁ

2年くらい前までの韓国では
韓国映画が消えてしまった
といわれるほど酷い状態だったようで
それを救ったのが
それまで本国では全く無視され続けるも
世界では評価されていたインディーズともいわれてて
じっさい最近の韓国の映画賞をみると
ほとんどがインディーズ系のものだもの


やくざサンフンと女子高生ヨニが
お互いのことをまったく知らないまま意気投合するという設定
これがたまらなく良いね
それがあの2人が涙するシーンに生きてきて
それまで涙とは無縁だったやくざな男が
女の膝枕で声を上げて泣くっていうシチュエーションは
最高に母性本能をくすぐりますですよ(笑)

暴力描写ばかりの中にあって
幼馴染の社長とサンフンの唯一無二な男同士の友情は
お互いに<クソ野郎>と言い合いながらも大切に想いあっている
この作品にとってのオアシスのように感じた


http://www.bitters.co.jp/ikimodekinai/yokoku.html
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# by eigasaikoo | 2010-12-05 14:00 | ホシいつつ